2015年8月2日日曜日

「キリスト者の責任」

マルコの福音書12章13~17節
2015年8月2日 第1聖日
牧師 長江忠司

 イエス様がエルサレムに入城されてから、イエス様を陥れようと幾つかのグループがやって来ました。今回はパリサイ人とヘロデ党の者たちです。彼らは互いに相いれない者達でしたが、イエスを共通の敵としてやって来ました。「カイザルに税金を納めることは律法にかなっているでしょうか。」2つのことを学びましょう。
 第一に、キリスト者は国に従い、為政者の為に祈るべきことです。権威は神によって立てられており私達はその恩恵に与っています。それ故、クリスチャンは国に従い、為政者の為に祈る責任があります。
 第二に、神を第一にしてお従いするべきことです。何故なら、神こそ絶対的な支配者であられるからです。そして神から計り知れない程の恵みをいただいているからです。
 問題は国と神の教えが食い違う時にどちらに従うかです。聖書は神に従うように教えています。私達はこの点で曖昧になってはいけません。明確に主に従ってこそ、明確に良き証しを立てることができるのです。

<聖書のことば>
するとイエスは言われた。「カイザルのものはカイザルに返しなさい。そして神のものは神に返しなさい。」彼らはイエスに驚嘆した。
マルコの福音書12章17節