2015年6月21日日曜日

「バルナバのように歩む」

使徒の働き9章26~31節
2015年6月21日 第3聖日
牧師 長江忠司

 本日はバルナバという人物を通して、父親は勿論のこと、全ての信徒が学ぶべき教えをいただきましょう。彼はどの様な歩みをしたのでしょうか。
 第一に、主に惜しみなく献げました。彼は畑を売ってその代金を主の働きの為に献げました。それだけでなく、宣教の為に人生すべてを献げていました。大胆に主に献げる者ほど、周りに大きな影響を与えることができます。
 第二に、主にある人を受け入れ理解者となりました。かつて迫害者であったサウロを受け入れ理解者となりました。バルナバがいなかったら、後のパウロはありませんでした。
 第三に、主にある人を励まし育成しました。かつて途中で働きを投げ出したマルコでしたが、バルナバは彼を励まし育成しました。後に彼は役立つ者と変えられたのです。
 バルナバは目立たない働き手でしたが、確かに豊かに用いられました。家庭に於いて、そして教会に於いてバルナバが必要です。バルナバの様に変えられて、主に豊かに用いられる者となりましょう。

<聖書のことば>
ところが、バルナバは彼を引き受けて、使徒たちのところへ連れて行き、彼がダマスコへ行く途中で主を見た様子や、主が彼に向かって語られたこと、また彼がダマスコでイエスの御名を大胆に宣べた様子などを彼らに説明した。
使徒の働き9章27節