マルコの福音書11章1~10節
2015年6月14日 第2聖日
牧師 長江忠司
2015年6月14日 第2聖日
牧師 長江忠司
イエス様がエルサレムに入城された箇所から学びましょう。
第一に、主はろばの子を用いて入城されました。それは預言されていたことの成就と共に、主は力の弱い動物を主の御栄の為に用いられたことがわかります。私達も相応しくない者でしたが選ばれ救われました。今も主の御栄の為に用いようとして下さっているのです。
第二に、主に対する誤ったメシヤ理解がありました。群衆は軍事的政治的メシヤを期待し、熱狂的に主を迎えたのです。しかし、彼らの期待していたメシヤ像と異なったとわかると、いとも簡単にメシヤを十字架につけました。私達の信仰は誤っていないでしょうか。
第三に、主は群衆の声に踊らされることなく、真っ直ぐに十字架へ歩まれました。弟子たちが御国で偉くなることばかり考えていたのに対して、主は贖いの十字架の死に向けて一直線に歩まれたのです。私達の生涯はイエス様に倣ったものでしょうか。
私達はイエス様の十字架の死によって救われた者として、主の御声を聞いたなら即座に明け渡して献げる者でありましょう。
<聖書のことば>
そこで、ろばの子をイエスのところへ引いて行って、自分たちの上着をその上に掛けた。イエスはそれに乗られた。
そこで、ろばの子をイエスのところへ引いて行って、自分たちの上着をその上に掛けた。イエスはそれに乗られた。
マルコの福音書11章7節