2015年5月24日日曜日

「奉仕をささげる前に」

ルカの福音書10章38~42節
2015年5月24日 第4聖日
牧師 長江忠司

 マルタはマリヤの姿勢を批判しました。自分の仕える姿勢の方がマリヤよりも勝っていると考えたからです。しかしイエス様はマルタに言われました。「どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良い方を選んだのです。」それは礼拝でした。
 二週続けて、僅かな時間ですが奉仕者訓練会を行いました。これまでに心得や技術的なことを学びました。私達はより一層整えられた奉仕をささげていくべきであり、その為に心を注ぐべきです。しかし、私達は第一とすべきものである礼拝に、最も心を注ぐべきことを忘れてはなりません。
 主は私達に、奉仕をささげる前に、まず礼拝をささげるように教えておられます。礼拝こそ最高の奉仕であり、毎聖日の礼拝を忠実に、霊とまことをもってささげてこそ、次に他の奉仕をささげることができます。そして最高の礼拝をささげているならば、私達は霊的に養われて、奉仕に関しても整えられ用いられることができるのです。
 この基本中の基本原則を忘れないで、今年度の牧師ビジョンの一つ「礼拝第一」を心に留め、守り通す者でありましょう。

<聖書のことば>
しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」
ルカの福音書10章42節