2015年5月3日日曜日

「弟子の歩みでおぼえるべきこと」

マルコの福音書10章28~31節
2015年5月3日 第1聖日
牧師 長江忠司

 弟子たちはイエス様に尋ねました。「私達は何もかも捨てて従ってきました。何を頂けるでしょうか。」弟子の歩みでおぼえるべきことは何でしょうか。
 第一に、主の為にささげ、従う者には豊かな報いがあることです。動機が大切です。主の救いに感謝して、主と主の福音の為にささげるのです。その結果、主は豊かな報いを与えて下さいます。この報いは永遠に続きます。
 第二に、主に従う者には迫害や困難もあることです。主にあって敬虔に生きようとすると必ず迫害にあいます。祝福だけを期待していたら、いつかつまずいてしまいます。迫害や困難は必ずある。しかし主はそれらをも益として下さるのです。
 第三に、逆転現象が起きることです。せっかく素晴らしい恵みに与っていても、高慢になったり惰性的に歩むなら、結果として後の者となってしまいます。いつも主の恵みをおぼえつつ歩むことが必要なのです。
 今年度、私達は誰の為に、そして何の為にささげるでしょうか。本当に価値のあるものの為、価値あるお方の為にささげる者でありましょう。

<聖書のことば>
イエスは言われた。「まことに、あなたがたに告げます。わたしのために、また福音のために、家、兄弟、姉妹、母、父、子、畑を捨てた者で、 その百倍を受けない者はありません。」
マルコの福音書10章29~30a節