2015年4月5日日曜日

「キリストの復活とその意味」

コリント人への手紙第一15章12~20節
2015年4月5日 第1聖日
牧師 長江忠司

 神の御子キリストは人類の身代わりに十字架にかかり死なれました。しかし、約束の通り3日目によみがえられたのです。復活はキリスト教の非常に重要な教理であるが故に、これを否定しようとする試みが幾つもありました。盗難説、錯覚説、気絶説、幻覚説などです。しかしこれらは冷静に考えるならば、明らかに間違っていることがわかります。復活を今の時代のごとく科学的に検証することはできませんが、周りの事実から証拠づけることはできます。特に弟子たちが変えられたことです。彼らは最初逃げ隠れていましたが、迫害を恐れずにキリストを伝えるようになりました。それは復活の主と確実に出会ったからであると言う事ができます。復活の事実が意味することは何でしょうか。
 第一に主は生きて働かれることです。
 第二に、私達もよみがえるということです。
 第三に、主のおことばには完全に信頼できるということなのです。
 復活が偽りであるなら、これ程に信頼できない宗教はありません。しかし、主は復活されました。これ以上に信頼できるお方はおられないのです。復活の主をいつもおぼえて、確かな希望をもって歩みましょう。

<聖書のことば>
しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。
コリント人への手紙第一 15章20節