2015年4月12日日曜日

「主の栄光の為に従い通す」

ピリピ人への手紙2章6~9節
2015年4月12日 第2聖日
牧師 長江忠司

 神の御子イエス様は人間の身代わりに十字架にかかり死なれました。その理由として、人間を愛されたからというだけではなく、父なる神の栄光を現わす為でもありました。それ故にみこころに従い通されたのです。私達はイエス様のそんな模範をいつも心に留めておく必要があります。そうした歩みをする時に、歩みが変えられて行きます。
 第一に、成熟したクリスチャンとして歩み、実を結ばせていただくことができます。霊的幼子クリスチャンは自分の思いに神様を合わせようとするものです。自分の都合の悪いことが語られると受け入れられず従いません。しかし、主の模範に倣う時に、成熟した歩みに変えられていきます。主はその様に歩む人に実を結ばせて下さるのです。
 第二に、試練に勝利させていただくことができます。主は十字架にかかられる前に非常に苦しまれましたが、最後まで従い勝利されました。私達もその模範に倣う時に、たとえ苦しくても最後まで従い通し、試練に勝利することができるのです。大切なことは、主の栄光の為に従い通すことなのです。

<聖書のことば>
ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられました。人としての性質をもって現れ、自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われました。
ピリピ人への手紙2章7~8節