ペテロの手紙第一 4章 12~14節
2023年10月1日 第1聖日
牧師 長江 忠司
2023年10月1日 第1聖日
牧師 長江 忠司
この手紙が書かれた当時、クリスチャンへのひどい迫害が起きていました。それでこの手紙の読者たちに、燃えさかるような試練が来た時に、どう受け止めるべきなのかを教えました。
第一に、不審に思ってはいけないことです。クリスチャンに迫害は必ずあるものと認識しておくことが大切です。キリストを信じれば苦しみはなくなるという間違った認識を持ってはいけません。
第二に、喜ぶことです。その理由について3つ書かれています。一つは試練により信仰が練られ成長することができるからです。次に、キリストの苦しみにあずかり、神の栄光にあずかることができるからです。最後に神の御霊の助けを経験することができるからです。
キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けるのです。燃えさかるような試練が来る時に備えて、今日学んだことを心にとめましょう。苦難を永遠の視点で見て、耐え忍び、主にあって喜ぶ者でありましょう。
<聖書のことば>
愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間で燃えさかる試練を、何か思いがけないことが起こったかのように、不審に思ってはいけません。
愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間で燃えさかる試練を、何か思いがけないことが起こったかのように、不審に思ってはいけません。
ペテロの手紙第一 4章 12節