2023年7月2日日曜日

「主にある希望についての弁明」

ペテロの手紙第一 3章 13~16節
2023年7月2日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 義の為に苦しみを受けることがあります。そのような時に、私たちが覚えるべきことについて学びましょう。
 第一に、義のために苦しむことは幸いであることです。それは神の前に敬虔に歩んでいる証拠です。また神はそのような人に豊かな報いを与えてくださいます。
 第二に、心の中でキリストを主として崇めることです。私たちの心の中の思いが大切です。人の言葉ではなく、主のみことばに耳を傾け、主に信頼して行く時に恐れは解消され、平安や喜びが与えられます。私たちの心は何によって支配されているでしょうか。
 第三に、主にある希望について弁明することです。その際、柔和な心で主を恐れつつ、健全な良心を持って語ることが必要です。そうでなければ相手の心に届かず用いられることはないでしょう。
 私たちの周りで、希望を失っている人は多いのではないでしょうか。そのような方々に主にある希望について説明しましょう。すぐに実を結ぶことはないかもしれませんが、後の日に実を結ぶと信じて伝えましょう。

<聖書のことば>
むしろ、心の中でキリストを主とし、聖なる方としなさい。あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでも、いつでも弁明できる用意をしていなさい。
ペテロの手紙第一 3章 15節