創世記 49章 28節 ~ 50章 14節
2022年5月15日 第3聖日
牧師 長江 忠司
2022年5月15日 第3聖日
牧師 長江 忠司
波乱万丈の人生を送って来たヤコブがついに息を引き取ろうとしていました。彼の死から学びましょう。
第一に、神の約束を最後まで信じて待ち望むことです。ヤコブはカナンの地のアブラハムやイサクと同じ墓に埋葬してほしいと願いました。それは神様がやがてカナンの地に帰らせてくださると約束されていたからでした。私たちも神の約束を最後まで信じて待ち望む信仰が必要です。
第二に、神の前の人生を、死において証しすることです。ヤコブの葬儀式をとおして、人々は彼の生涯について知ったでしょう。すべての人が死を経験します。その時に生き様が証しされ、神を指し示す時となるのです。
第三に、神に明け渡して、変えられて歩むことです。彼は元々ずる賢くつかみ取る人物でしたが、神によって変えられて行きました。私たちも主に信頼し明け渡す時に、変えられて用いられる者となるのです。
人は必ず死ぬ時がやって来ます。残された生涯、主の約束に信頼し、変えられ、神の栄光のために用いられる者となりましょう。
<聖書のことば>
また、ヤコブは彼らに命じた。「私は、私の民に加えられようとしている。私をヒッタイト人エフロンの畑地にある洞穴に、先祖たちとともに葬ってくれ。
また、ヤコブは彼らに命じた。「私は、私の民に加えられようとしている。私をヒッタイト人エフロンの畑地にある洞穴に、先祖たちとともに葬ってくれ。
創世記 49章 29節