創世記 49章 8~27節
2022年5月1日 第1聖日
牧師 長江 忠司
2022年5月1日 第1聖日
牧師 長江 忠司
創世記の学びに戻ります。ヤコブはエジプトで 17 年過ごしましたが、病気となり死が近づいていました。それで子どもたちに語ります。
第一に、主はふさわしくない者をも用いてくださいます。ユダはふさわしい者でしたが、メシヤはユダ部族から出て来ることが預言されました。私たちも同様にふさわしくな者ですが、それでも主は用いてくださいます。
第二に、主との関係が最も大切です。ヤコブは途中で主の救いを願いました。幾つかの解釈が可能ですが、彼は自分の子供たちのことを考え、ただ主の救いの必要を覚えたのではないでしょうか。私たちも弱く、ただ主の救いと、主との関係が大切です。
第三に、主はそれぞれを用いるご計画をお持ちです。主は彼らを同じようにではなく、それぞれに計画を持ち、用いられました。主は私たちそれぞれにも特別な計画をもって用いてくださいます。
私たちは狭い視点で状況を見るのではなく、神様の視点を覚え、神の御計画を覚え期待して歩む者でありましょう。
<聖書のことば>
王権はユダを離れず、王笏はその足の間を離れない。ついには彼がシロに来て、諸国の民は彼に従う。
王権はユダを離れず、王笏はその足の間を離れない。ついには彼がシロに来て、諸国の民は彼に従う。
創世記 49章 10節