2022年4月3日日曜日

「主人の帰宅の時」

マタイの福音書 25章 14~30節
2022年4月3日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 本日は新年度最初の聖日礼拝です。タラントのたとえ話から、私たちが信仰生活を歩む上で必要なことを学びましょう。
 第一に、私たちは主のしもべであることです。このたとえ話の主人としもべは、そのまま救い主イエス様と私たちの関係と言うことができます。私たちは救われて神の子とされたと同時に、主のしもべにならせていただいているのです。このことを感謝し、自覚を持ちましょう。
 第二に、委ねられた賜物を喜んで主のために用いることです。タラントを預けられたしもべたちはすぐに出て行き商売し儲けました。私たちも主のために賜物を喜んで用いていくことです。土の中に埋めてはいけません。
 第三に、主は忠実なしもべの賜物をさらに増やし用いてくださることです。彼らは主人から忠実さを褒められ、さらに多くのものを委ねられました。私たちも賜物を主のために忠実に用いて行くならば、主は賜物をさらに増やしさらに用いてくださるのです。
 主はやがてやって来られます。主人の帰宅の時が近づいています。その時に備えて、新年度、忠実に賜物を用いて歩みましょう。

<聖書のことば>
主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。おまえはわずかな物に忠実だったから、多くの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』
マタイの福音書 25章 11節