2021年11月14日日曜日

「自分を低くする者の幸い」

マタイの福音書 18章 1~4節
2021年11月14日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 天の御国で誰が一番偉いかという弟子たちの質問に対して、イエス様は子どものように自分を低くする者が一番偉いと言われました。
 自分を低くする者とは、無力さを自覚し、全面的に頼る人のことです。また、言われたことを素直に受け入れ従う人のことです。私たちも主の前に、そのように心低くして歩むことが必要です。
 自分を低くする時に、主はその人を祝福してくださいます。
 第一に、喜びと感謝をもって歩むことができます。謙遜な人ほど、主からいただいた恵みに気づき感謝し喜ぶことができます。
 第二に、多くを教えられ、成長することができます。謙遜な人は聞く耳を持っているからです。主はその人を成長させてくださいます。
 第三に、試練において強くされ、忍耐し勝利することができます。謙遜な人は試練の中でより主に頼り、主はその弱さに働き強めてくださいます。
 イエス様は誰よりも心の低い謙遜な歩みをされました。私たちは子どものように、そしてイエス様の模範に倣って、いつも主の前に心を低くして歩みましょう。

<聖書のことば>
ですから、だれでもこの子どものように自分を低くする人が、天の御国で一番偉いのです。
マタイの福音書 18章 4節