2021年7月11日日曜日

「再びベテルと」

創世記 35章 8~15節
2021年7月11日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 ベテルに着いたヤコブは様々なことを経験していきます。ここから 3 つの点で教えをいただきましょう。
 第一に、信仰生活には悲しみもあるが、神が共にいてくださることです。ここでリベカの乳母デボラが死にました。その後も悲しみが続きます。神を信じる者にも苦しみはやって来ます。しかし主は共に歩んでくださいます。それを忘れてはいけません。
 第二に、神の愛と約束は変わらないことです。神は彼にかつてアブラハムに与えられた約束を語られました。神の愛と約束は変わらなかったのです。
 第三に、神について知り経験する生活を積み重ねることです。ヤコブはここで再度その場所をベテルと名付けました。しかし前回とはもっと深い意味でその名を付けたことでしょう。私たちも日々の信仰生活で神様について知り、神の約束の確かさなどを経験していくのです。
 素晴らしい神を知り経験できる歩みは本当に幸いです。私たちは日々みことばに従い、主の素晴らしさを知り経験する歩みをいたしましょう。

<聖書のことば>
ヤコブは、神が自分と語られたその場所をベテルと名づけた。
創世記 35章 15節