創世記 31章1~16節
2021年3月7日 第1聖日
牧師 長江 忠司
2021年3月7日 第1聖日
牧師 長江 忠司
おじのラバンのもとで仕えてきたヤコブは、主の御声を聞いて故郷へ帰るように示されました。この個所から 3 つの点で学びましょう。
第一に、主はみことばによって導きを示して下さいます。主はヤコブに故郷に帰るように語りかけられました。ヤコブはそのみことばゆえに、帰郷を決断したのです。主は私たちにもみことばによって導きを示されます。そのみことばで決断していく必要があります。
第二に、主はすべてをご覧になり、正しく取り扱ってくださいます。ラバンがヤコブにしてきた数々の裏切りや悪い扱いを主はすべてご覧になり、正しく取り扱われました。その主に信頼し委ねることです。
第三に、主は原点に戻るように励まし導いてくださいます。主はヤコブに「あのベテルの神だ」と言われました。ヤコブにあの時のことを思い出させ、原点に帰るよう導かれたのです。主は同様に私たちを励まし導かれるのです。
私たちは忙しい日々の中で、様々な問題に心を奪われてしまいがちです。だからこそ原点に戻り、臨在の主に頼り、第一のものを第一とし、主のみこころに沿って歩むようにしましょう。
<聖書のことば>
わたしは、あのベテルの神だ。あなたはそこで、石の柱に油注ぎをし、わたしに誓願を立てた。さあ立って、この土地を出て、あなたの生まれた国に帰りなさい。
わたしは、あのベテルの神だ。あなたはそこで、石の柱に油注ぎをし、わたしに誓願を立てた。さあ立って、この土地を出て、あなたの生まれた国に帰りなさい。
創世記 31章13節