2021年1月3日日曜日

「望みが絶たれそうな時」

使徒の働き 27章1~44
2021年1月3日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 パウロはカエサルに上訴したのでローマへ行くことになりました。しかし、彼らの乗った船は嵐にあい、助かる望みが完全に絶たれようとしていました。ここから3つのことを学びましょう。
 第一に、神のことばを聞いて信頼する時に、嵐の中でも堅く立つことができます。誰もが嵐の中で絶望しました。しかし神のみことばを聞いたパウロだけが、必ず助かると堅く立ち続けることができました。
 第二に、神の御声を聞くのは礼拝です。今の時代、天使が夢に出て来て私たちに語ることはありません。完成している聖書のみことばをとおして、そして特に礼拝で、主は私たちに語られるのです。
 第三に、神のみことばは自分だけでなく、他の人をも助けることです。パウロが伝えたみことばにより、他の人も助かることができました。それは今も同じです。
 主は私たちにみことばを聞いてしっかりと立ち、また他の人にも伝えるように願われています。今年一年、伝える者となりましょう。

<聖書のことば>
ですから、皆さん、元気を出しなさい。私は神を信じています。私に語られたことは、そのとおりになるのです。
使徒の働き 27章25節