ヨハネの福音書1章29節
2020年12月6日 第1聖日
牧師 長江 忠司
2020年12月6日 第1聖日
牧師 長江 忠司
バプテスマのヨハネは、イエス様の公の生涯の先駆けとして用いられました。彼の模範から教えをいただきましょう。
第一に、彼は自分の使命を理解していました。何者かと問われた時に、キリストではなく、主の道をまっすぐにせよと荒野で叫ぶ声だと答えました。キリストを示す声に徹することが自分の使命だと理解していたのです。
第二に、彼は自分の立場をわきまえていました。当時、彼は非常に注目を浴びており高慢になっていてもおかしくなかったのですが、その方の履物のひもを解く値打ちも無いと、自分の立場をわきまえていたのです。
第三に、彼はイエス様を指し示しました。自分を見るのではなく、「見よ、神の子羊」とイエス様を指し示したのです。その働きをとおして、人々はイエス様の方へ向かいました。
彼の使命、立場、働きはヨハネだけのものではありません。主は私たちクリスチャンにも同じ使命、立場、働きを与えられています。クリスマスを前にして、私たちもヨハネと同じ心でイエス様を指し示しましょう。
<聖書のことば>
その翌日、ヨハネは自分の方にイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の子羊。
その翌日、ヨハネは自分の方にイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の子羊。
ヨハネの福音書1章29節