ヘブル人への手紙 12章25~27節
2020年11月1日 第1聖日
牧師 長江 忠司
2020年11月1日 第1聖日
牧師 長江 忠司
新型コロナウイルス感染症蔓延という緊急事態で、オンライン礼拝が豊かに用いられました。また今も、ご病気の方や求道者に用いられており心から感謝しています。しかし、オンライン礼拝は聖書が教える礼拝とは程遠いものであることを覚える必要があります。聖書は次のことを強調しています。
第一に、犠牲を払うことです。旧約の時代犠牲を払って礼拝が献げられました。なによりイエス様は十字架で犠牲を払ってくださいました。
第二に、互いに交わることです。初代教会は互いによく交わりました。また、互いに愛し合い励まし合うように、繰り返し教えられています。
第三に、互いに仕え合うことです。主が私たちを教会につながらせてくださいました。それは互いに仕え合い、主の栄光を現すためです。
みことばを聞くだけならオンライン礼拝はその必要を満たしますが、礼拝はみことばを聞くことだけではないのです。気づかない内に、集まろうとする気持ちが弱まり、その必要を感じなくなっていきます。オンラインでの礼拝はあくまでも緊急事態のためのものであると覚えましょう。私たちはこれからも主の教会に集まり、兄姉と心を合わせて礼拝を献げましょう。
<聖書のことば>
ある人々のように、いっしょに集まることをやめたりしないで、かえって励まし合い、かの日が近づいているのを見て、ますますそうしようではありませんか。
ある人々のように、いっしょに集まることをやめたりしないで、かえって励まし合い、かの日が近づいているのを見て、ますますそうしようではありませんか。
ヘブル人への手紙 10章25節