2020年10月4日日曜日

「神の祝福を求めて生きる」

創世記27章30~41節
2020年10月4日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 ヤコブはリベカの言われるとおり、父イサクを騙して祝福の祈りをしてもらいました。エサウはそのことに気づきます。ここから学びましょう。
 第一に、他の人ではなく、自分自身を省みることです。エサウは祝福の祈りを奪ったヤコブを恨みました。しかし彼はその時こそ、神様と自分との関係を省み悔い改めるべきでした。
 第二に、神の計画が成就すると覚えることです。彼らはそれぞれに自分の計画を進めようとしましたが、主の計画が進んで行きました。私たちも自分の計画ではなく、主の計画に委ねることが大切です。
 第三に、神の祝福を切に求めて生きることです。ヤコブは神の祝福を切に求めていました。私たちもこの世の祝福を追い求めるのではなくて、主が与えてくださる祝福を切に求めるべきです。
 人生はすぐに過ぎ去ってしまいます。私たちは世の人と同じではなく、神が与えてくださる祝福を切に求めて歩みましょう。

<聖書のことば>
イサクは激しく身震いして言った。「では、いったい、あれはだれだったのか。獲物をしとめて、私のところに持って来たのは。おまえが来る前に、私はみな食べてしまい、彼を祝福してしまった。彼は必ず祝 福されるだろう。」
創世記27章33節