へブル人への手紙12章2~4節
2019年9月15日 第3聖日
牧師 長江 忠司
2019年9月15日 第3聖日
牧師 長江 忠司
へブル書の著者は、迫害下でユダヤ教に戻ろうとしていたヘブル人たちに、イエス様から目を離さないように記しました。その意味について、学びましょう。
第一に、主が与えられた約束から目を離さないことです。主は信仰の創始者であり完成まで導いてくださるお方です。私たちの重荷を負い、平安を与え、強め導いてくださるお方です。
第二に、主が与えてくださる報いから目を離さないことです。主が苦しみに耐えることができたのは、報いに目を留めておられたからでした。私たちも主から頂ける報いを覚えることが大切です。
第三に、主の受けられた苦しみから目を離さないことです。主が受けられた苦しみをじっくり考えるように教えられています。私たちの苦しみは主の苦しみと比べたら、取るに足りないものだとわかるのです。
ついつい目の前の厳しい状況ばかりに目を捕らわれてしまいがちです。しかしだからこそ、主から目を離さずに歩みましょう。
<聖書のことば>
信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。この方は、ご自分の前に置かれた喜びのために、辱めをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されたのです。
信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。この方は、ご自分の前に置かれた喜びのために、辱めをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されたのです。
へブル人への手紙12章2節