2019年7月7日日曜日

「メルキゼデク」

創世記14章17~20節
2019年7月7日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 戦いに勝利して帰って来たアブラムをメルキゼデクが迎えました。メルキゼデクはへブル書を見ると、キリストを予表する人物であったことがわかります。ここからキリストについて二つのことを教えられます。
 第一に、キリストは王であり祭司であられることです。メルキゼデクはまさにそのような人物でした。キリストも王の王であり、大祭司として歩まれています。
 第二に、キリストこそ、祝福の源であることです。メルキゼデクがアブラムを祝福したように、キリストが私たちを本当の意味で祝福してくださいます。
 私たちはそのような主にどう応答するべきでしょうか。一つは、主をほめたたえることです。神の愛とみわざを覚える時に、主をほめたたえるようになります。もう一つは、主に献げていくことです。アブラムはメルキゼデクに十分の一を献げました。 
 私たちも救い主をほめたたえ、献げる歩みをしましょう。

<聖書のことば>
いと高き神に誉れあれ。あなたの敵をあなたの手に渡された方に。」アブラムはすべての物の十分の一を彼に与えた。
創世記14章20節