2019年6月9日日曜日

「平和をつくる者に」

創世記13章5~11節
2019年6月9日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 エジプトを出てカナンの地に戻ることができましたが、アブラムの家畜の牧者とロトの家畜の牧者との間で争いが起こりました。残念ですが、教会内でも争いが生じて来ることがあります。
 争いが悪い理由について考えましょう。それは主の御心に反するからです。主は互いに愛し合うように命じておられます。もう一つは、悪い証しとなるからです。争いのある教会に来たいとは思わないものです。
 次に、争いがある時にどう対処すべきかについて考えましょう。
 第一に、平和な関係をつくることです。アブラムは争いを継続するのではなく、平和に歩む道を模索し提案しました。
 第二に、自分の権利をゆずることです。彼はロトに、進む場所の選択を優先させました。イエス様もそれをなされました。
 多くの場所で争いがあります。私たちは主にあって、互いの平和をつくる者として献げましょう。平和をつくる者として用いられましょう。

<聖書のことば>
全地はあなたの前にあるではないか。私から別れてくれないか。もしあなたが左に行けば、私は右に行こう。もしあなたが右に行けば、私は左に行こう。
創世記13章9節