2018年12月9日日曜日

「ノアたちとの契約」

創世記9章8~17節
2018年12月9日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 神はノアたちと契約を立てられました。3つの点で見て行きましょう。
 第一に、神は主権を持って、契約を立てられました。神と人とが歩み寄って結んだのではなく、神が主権を持って、人に契約を立てられたのです。いつも神は主権を持って働いておられます。
 第二に、神は恵みを持って、契約を立てられました。人がそれ以降も罪を犯し続けることを主は御存知でしたが、にもかかわらず、人や生き物に恵みの契約を立てられました。神の御業は恵みに満ちています。
 第三に、神は真実を持って、契約を立てられました。人間は不真実で変わりやすいものですが、神はそうではなくどこまでも真実です。この契約は無条件の契約であり、今も変わりはないのです。
 ノア契約を大昔の話と位置付けてはいけません。これは私たちと大きく関係しています。神は今も主権を持って、恵みを持って、真実さを持って私たちへの約束を果たしておられます。神の約束に心から信頼し賭けて行く者でありましょう。

<聖書のことば>
さあ、わたしはわたしの契約を立てよう。
あなたがたと、そしてあなたがたの後の子孫と。
創世記9章9節