2018年12月2日日曜日

「人のいのちのために」

創世記9章1~7節
2018年12月2日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 洪水後、箱舟から出て来たノアたちに、神は祝福のことばを掛けられました。ここから3つのことを学びましょう。
 第一に、神は変わることなく愛し続けてくださいます。「生めよ、増えよ、地に増えよ」と創造の初めに言われたのと同じことばを掛けられました。神の人間への愛と期待は変わる事がありませんでした。
 第二に、神は必要を備えてくださいます。神は動物が人を恐れるようにと、人が動物を食べるようにされました。人のために必要を備えられたのです。
 第三に、神は贖いを与えてくださいます。人を殺してはならないことが教えられました。しかし神は、後に罪人のために、代わりに御子を殺されたのです。
 神はノアたち同様に、私たちをも変わらずに愛され、必要を備え、贖いを与えてくださいます。このお方のことを知れば知る程に、主に感謝しお献げするようになります。素晴らしい主を深く知って、さらに献げていく者となりましょう。

<聖書のことば>
わたしはあなたがたのいのちのためには、あなたがたの血の価を要求する。わたしはどんな獣にでも、それを要求する。また人にも、兄弟である者にも、人のいのちを要求する。
創世記9章5節