2017年4月9日日曜日

「希望を失った時に」

ヨハネの福音書20章1~18節
2017年4月9日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 墓の中にイエス様の遺体は既にありませんでした。しかし彼らは復活について理解せず希望を失っていたのです。その様な時に覚えるべきことを学びましょう。
 第一に、霊的に古い場所に戻らないようにしましょう。ペテロたちは元いた場所へと戻って行きましたが、マリヤはそこにい続けました。私たちも霊的に後退するのではなくて、主のお取り扱いの中で前進しようとすることが大事です。
 第二に、主への信頼を確かなものとしましょう。泣き悲しんでいたマリヤは主が全てを支配されている全能のお方であることを忘れていました。このような時こそ、主への信頼を確かにすることです。
 第三に、主の臨在に目を留めましょう。マリヤの後ろに主はおられました。彼女はそれに気づいておらず、悲しんでいました。私たちも主の臨在に気づかないならば、悲しみが心を支配するようになるのです。
 希望を失った時にも主は共におられます。復活の主を覚えましょう。

<聖書のことば>
イエスは彼女に言われた。「なぜ泣いているのですか。だれを捜しているのですか。」
ヨハネの福音書20章15節前半