ルカの福音書23章6~12節
2016年6月5日 第1聖日
牧師 長江 忠司
2016年6月5日 第1聖日
牧師 長江 忠司
ヘロデによる裁判はマルコの福音書には記されていませんが、イエス様の裁判を体系的に理解する為に取り上げます。ヘロデを反面教師として学びましょう。
第一に、面倒を避ける為に主を他者へ追いやりました。それはピラトもヘロデも、もしキリストを釈放してしまうなら面倒なことになるとわかっていたからです。今でもキリストを信仰するならば面倒なことになると、主を他へ追いやる人が多いのではないでしょうか。
第二に、自分の思い通りに行かないと主をあざけりました。ヘロデは自分を楽しませてくれると思ったのに主が何もされなかったので、嘲弄しました。今でも、思い通りに行かないと、信仰を捨ててしまう人がおられます。
第三に、誤ったものを喜びとしていました。ヘロデは自分を楽しませるものを喜ぶ人でした。今も同様の喜びを追及している人が多いのではないでしょうか。
私達はヘロデと同じ歩みをしてはなりません。私達は恵みによって救われたのですから、揺るがない信仰を持ち、真の喜びを求めて歩みましょう。
<聖書のことば>
ヘロデはイエスを見ると非常に喜んだ。ずっと前からイエスのことを聞いていたので、イエスに会いたいと思っていたし、イエスの行う何かの奇蹟を見たいと考えていたからである。
ヘロデはイエスを見ると非常に喜んだ。ずっと前からイエスのことを聞いていたので、イエスに会いたいと思っていたし、イエスの行う何かの奇蹟を見たいと考えていたからである。
ルカの福音書23章8節