マルコの福音書15章1節
マタイの福音書27章3~10節
2016年5月15日 第3聖日
牧師 長江 忠司
マタイの福音書27章3~10節
2016年5月15日 第3聖日
牧師 長江 忠司
夜が明けて議会で宗教裁判が行われ、イエス様の死刑判決が確定しました。ユダは後悔し命を絶ったのです。ユダとペテロの違いについて見ましょう。
第一に、ユダは後悔しただけでした。彼は悔い改めることはしないで後悔しただけでしたので自殺へと至りました。悔い改めとは心を神に向けて方向転換することであり、これこそ私達に必要なことです。
第二に、ユダは重荷の持って行く先を誤りました。彼は祭司長たちの所へ行って自分の過ちを告白しました。彼らはユダを突き放したのです。私達も重荷の持って行く先を間違えてはいけません。
第三に、ユダは無条件の主の愛を受け入れませんでした。主は裏切り者のユダさえも愛しておられましたが、彼はその愛を受け入れませんでした。私達も無条件に注がれている主の愛を覚え受け入れて歩むことが大切です。
失敗は誰にもあることです。大切なのはその後です。ユダの様にではなく、ペテロの如くに主の元へ行き悔い改めを持って歩むものでありましょう。
<聖書のことば>
そのとき、イエスを売ったユダは、イエスが罪に定められたのを知って後悔し、銀貨三十枚を、祭司長、長老たちに返して、「私は罪を犯した。罪のない人の血を売ったりして」と言った。
そのとき、イエスを売ったユダは、イエスが罪に定められたのを知って後悔し、銀貨三十枚を、祭司長、長老たちに返して、「私は罪を犯した。罪のない人の血を売ったりして」と言った。
マタイの福音書27章3~4節