2016年4月3日日曜日

「誤った態度」

マルコの福音書14章27~31節
2016年4月3日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 イエス様はもうじき弟子達の身に起こることをご存知で、彼らに語られました。しかし、彼らの態度は正しいものではありませんでした。
 第一に、みことばを心に受け入れていませんでした。主の死と復活、その後ガリラヤで会うことまで語られていましたが、彼らは心に受け入れていなかったのです。ですから彼らは恐れ、後に主の復活をも疑いました。
 第二に、見るべきものが間違っていました。人と比較し、自分だけは大丈夫と考えていました。彼らが見るべきものは人ではなく、主だけであったのです。
 第三に、主の愛に気づいていませんでした。主は彼らが犯す罪を全てご存知でしたが、それでも尚、彼らを愛し赦しておられました。その愛に気づいていなかったのです。
 どのような状況に入れられるかわかりませんが、大切な事は如何なる場合でも主の前に正しい態度を取ることです。彼らの誤った態度にならわずに、主の前に正しい態度をもって歩むようにしましょう。

<聖書のことば>
すると、ペテロがイエスに言った。「たとい全部の者がつまずいても、私はつまずきません。」
マルコの福音書14章29節