2016年1月3日日曜日

「主の前にへりくだる」

ペテロの手紙第一5章5~6節
2016年1月3日 第1聖日
牧師 長江忠司

 主の前にへりくだる者に、主は恵みをお授けになると、聖書に一貫して教えられています。謙遜であるとはどのような事を意味するのでしょうか。
 第一に、心の貧しい状態であることです。イエス様は山上において、心の貧しい人が幸いであると語られました。それは自分の無力さを覚えて主に頼る人のことです。その様な人に主は豊かな祝福を与えられます。
 第二に、悔い改めるのに素直な心を持っていることです。主はみことばを通し、聖霊を通し、また人を通して罪を指摘されます。その時に素直に悔い改めることを主は願っておられます。
 第三に、神の栄光を求めることです。私たちはついつい自分の栄光を求めてしまいがちです。それは主の御心ではありません。自分を小さくし、主の栄光を求めることこそ、主の前に謙遜な態度なのです。
 今年、私たちが主の前に謙遜に歩むかどうかが非常に大切です。この点においても主の助けをいただき、これまで以上に謙遜さにおいて成長する者でありましょう。

<聖書のことば>
同じように、若い人たちよ。長老たちに従いなさい。みな互いに謙遜を身に着けなさい。神は高ぶる者に敵対し、へりくだる者に恵みを与えられるからです。
ペテロの手紙第一5章5節