2015年9月6日日曜日

「律法学者たちの偽善」

マルコの福音書12章38~40節
2015年9月6日 第1聖日
牧師 長江忠司

 イエス様は律法学者たちに気をつけるように言われました。それは、彼らの様になってはならないという教えでもありました。私達は何に気をつけて歩むべきでしょうか。
 第一に、人ではなく神の評価を意識することです。彼らは長い衣をまとうのを好みました。人に高く評価されることが大好きだったのです。私達も主の為に始めた奉仕が、いつしか人の評価を気にしてしまっていることがあります。そうではなく、主に喜んでいただくことを意識して献げるべきなのです。
 第二に、神の前に謙遜であることです。彼らは宴会の上座を好みました。それが相応しいと考えていたからです。謙遜こそが、主から祝福をいただく秘訣であることを忘れてはなりません。
 第三に、神を恐れることです。彼らは貧しいやもめの家を食いつぶしていました。神を恐れない歩みであったと言う事ができます。私達はどんな時であっても主を恐れて歩むべきなのです。
 人の評価、人の目を気にして歩むことは、主に喜ばれることではありません。いつも主を意識して、主に喜ばれる歩みをするよう心がけましょう。

<聖書のことば>
イエスはその教えの中でこう言われた。「律法学者たちには気をつけなさい。・・・」
マルコの福音書12章38節