2015年3月1日日曜日

「主のこころを知る」

マルコの福音書9章38~40節
2015年3月1日 第1聖日
牧師 長江忠司

 弟子たちは、主の名を用いて悪霊を追い出していた者に対して、仲間ではないという理由で止めるように言いました。
 第一に、主の如く、人をさばくのではなく受容することです。弟子たちはその者達を除外しようとしました。しかし、彼らも主から受け入れていただいたように、受け入れるべきだったのです。私達も受け入れられた者として、兄姉を受け入れているでしょうか。
 第二に、主のこころを知ることです。主は繰り返し互いに愛し合うように語られています。それこそが主のみこころなのです。私達は主のこころを知り、主にある兄姉として互いに愛し合うことが大切なのです。
 第三に、主の愛をいつもおぼえて歩むことです。悪霊を追い出せなかった弟子たちは妬みや不安感にかられたのかもしれません。しかし、だからこそ、主の愛をおぼえて歩むべきでした。
 私達は主から愛され受け入れられていることをおぼえる時に、互いに愛し合い受け入れ合うことができるのです。

<聖書のことば>
わたしたちに反対しない者は、わたしたちの味方です。
マルコの福音書9章40節