2015年2月15日日曜日

「魂への責任」

列王記第二 7章3~10節
2015年2月15日 第3聖日
牧師 長江忠司

 サマリヤはアラムに攻め入られ包囲されていました。ここで4人のツァラアトに冒された人たちの歩みを通して学びましょう。
 第一に、素晴らしい恵みを自分達だけのものにしていました。主が働かれたので、アラムは食料や財宝をそのままにサマリヤを逃げ去っておりました。4人は飲み食いし、財宝を持ち帰りました。彼らは素晴らしい主からの恵みを独り占めしていたのです。
 第二に、この知らせの重大さを理解していませんでした。同胞の民が飢え死にしそうになっているのに、彼らは良き知らせを伝えることなく黙っていたのです。
 第三に、責任が問われることに気づかされました。彼らは自分たちがこのまま黙っているならば、神の罰を受けることに気づかされました。それで伝えに行ったのです。
 私達も主の恵みによって救われました。祝福の内を歩ませていただいています。しかし、この知らせをどれ程伝えようとしているでしょうか。伝えなければ、主は私たちにその責任を問われるのです。

<聖書のことば>
彼らは話し合って言った。「私たちのしていることは正しくない。きょうは、良い知らせの日なのに、私たちはためらっている。もし明け方まで待っていたら、私たちは罰を受けるだろう。さあ、行って、王の家に知らせよう。
列王記第二 7章9節