マルコの福音書9章14~27節
2015年1月18日 第3聖日
牧師 長江忠司
2015年1月18日 第3聖日
牧師 長江忠司
イエス様と3人の弟子たちが戻って来ると、多くの群衆が弟子たちを取り巻いていました。この箇所から何が教えられるでしょうか。
第一に、主は私達の信仰に注目しておられることです。主は悪霊につかれた息子を連れて来た父親に事情を聞かれました。全てご存知であられましたが、そのやり取りの中で彼の信仰を引き上げようとされたのです。主は同様に、問題の中で私達の信仰に注目しておられます。
第二に、主は私達の信仰を助けて下さることです。父親は主を信じ切ることができるように叫びました。そして主は御業をなされました。同様に、主は弱い私達の信仰をも助けて下さいます。
第三に、主は私達の弱さを用いて栄光を現わして下さることです。追い詰められ八方塞がりの状況下で、彼自身は弱さしかありませんでしたが、しかし主はその彼を通して栄光を現わされました。私達もたとえ弱くても、主によりすがり歩むならば、主は私たちを通しても、主の栄光を現わして下さるのです。
私達は追い込まれた状況下でこそ、主にすがり歩む者でありましょう。
<聖書のことば>
するとすぐに、その子の父は叫んで言った。「信じます。不信仰な私をお助けください。」
するとすぐに、その子の父は叫んで言った。「信じます。不信仰な私をお助けください。」
マルコの福音書9章24節