2020年5月24日日曜日

「主の山に備えがある」

創世記22章1~14節
2020年5月24日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 アブラハムは神の命令に従い、かけがえのない一人子イサクを全焼のいけにえとして主に献げようとしましたが、主は止められました。彼はどのような信仰を持っていたのでしょうか。
 第一に、神は真実なお方であるという信仰です。彼は必ず二人で戻って来ると確信していました。神は真実であり必ず約束を成就されると信じていたからです。私たちも主の真実さに目を向けていることです。
 第二に、神に献げることが真の礼拝であるという信仰です。礼拝は受けるものではなく献げるものです。私たちは主に自分自身を献げる礼拝を献げましょう。
 第三に、神はご覧になり備えてくださるという信仰です。神はアブラハムの信仰をご覧になり、代わりのいけにえを備えておられました。私たちはその主に信頼する必要があるのです。
 主の山の上に備えがあります。この体験をする人は幸いです。私たちもアブラハムのような信仰をもって、この体験をする歩みをしましょう。

<聖書のことば>
アブラハムは、その場所の名をアドナイ・イルエと呼んだ。今日も、「主の山には備えがある」と言われている。
創世記22章14節