2018年8月5日日曜日

「人間の堕落」

創世記3章1~7節
2018年8月5日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 蛇は造られたものの中で一番狡猾でした。他の箇所を見ると、それは悪魔であったことがわかります。蛇と会話を行い引き込まれて行きました。
 蛇は神が何と言われたのか知っていたでしょう。しかし蛇はわざととぼけてみことばを歪めてたずねて来ました。エバの側に立っているかのように、神の愛を疑わせて来ました。彼女の心を揺さぶり、一気に神のみことばを否定して来ました。その結果、彼女をその実を取って食べ、アダムにも与えました。こうして人類は堕落し罪が入ってしまったのです。
 ここから教えられることは何でしょうか。
 第一に、感覚に基づかず、神のみことばに基づいて判断し選択することです。
 第二に、神の愛を疑わず、神の愛と恵みに目を留めて歩むことです。問題や持っていないものに目を奪われてはなりません。
 私たちも自由意思が与えられています。みことばに基づいて正しい選択をするようにしましょう。

<聖書のことば>
そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。
創世記3章6節